クリニックへの転職をお考えですか?
その中でも専門性の高い透析クリニックでは残業や夜勤がなくても高収入で、ライフスタイルにあった働き方ができるなどメリットが大きいです。
しかし、もちろんデメリットもあります。
透析クリニックでの勤務をお考えの場合、そのデメリットも知っておけば比較して自分に合うかどうか確認できますね。
では透析クリニックの勤務のデメリットについて解説します。
業務がマンネリ化しやすい
透析クリニックの仕事は基本的に覚えることが多いです。
専門性が高いゆえに、知識も多くもっていなければいけません。
一度覚えてしまえば業務がしやすくなるというメリットがあります。
しかしのその反面、この作業に慣れすぎてマンネリに感じてしまうという看護師もいます。
透析クリニックの患者さんは基本的に元気なので急変が少ないですし、救急もありません。
なので、やりがいを見失ってしまう看護師もいます。
コミュニケーションが難しい
患者さんは基本的にはずっと来院します。
透析の治療は週三回行うものなので、毎回合うという場合もありますね。
看護師は患者さんを選ぶことができませんので、ずっとコミュニケーションをとって行かないといけません。
その期間は、自身がその職場を退職するか、患者さんが転院するか、亡くなるまでです。
長い期間お付き合いすることになるので、コミュニケーションがうまくいっていないと後々の業務に影響を与えてしまうことがあります。
透析の治療は命に関わるものなので、下手はことを言うと反感を買われてしますこともありので、透析について詳しくなり、しっかりとコミュニケーションをとっていく必要があります。
一度失敗すると後の看護がしにくくなる
最初の頃は透析の患者さんから新人は煙たがられることがあります。
その理由は穿刺です。
透析の治療では基本的に穿刺を行います(長期留置カテーテルは穿刺をしません)。
この透析の針は採血用の針より太いので痛いです。
患者さんはこの穿刺の失敗を嫌がります。
なのである程度の信頼関係を持っていないと穿刺をしてほしくないと言う患者さんもいます。
この穿刺で失敗してしまうと患者さんはもう一度同じ痛みを受けることになりますね。
痛いのはいやだからもう来ないでくれと言われてしまい、後の看護がしにくくなることがあります。
まとめ
透析クリニックの業務では以上のようなデメリットがあります。
メリットとデメリットを比較して、自分にとってこの仕事が合うと思ったら転職を検討してみてはいかがでしょうか。